椅子4脚の重さは7キロ。この椅子48脚の重さは何キロですか?
小6算数の文部科学省主催の4月学力テストの問題
全国の正答率が55.5%でした
島根県の丸山知事が、この結果(島根県は48.7%)について問題提起されました
「教員は一生懸命にやっている…」「現場は疲弊…」「指導要領の改定…」
長野県の県北の小学校でも、もう何年も前から算数の時間は複数の教員が教室に入り、机間巡視しながら理解の難しい生徒のフォローに入っていましたが、現場の先生が言うには「こんなに学力差が有ってはフォローにも限界がある。塾に行ってわからない所に戻って勉強してほしい。」
実際に先生が保護者に対して、具体的な近隣の塾の名前をいくつか上げて、塾通いを奨励しているという実態もあります。
塾に来る中学生の中には、分数の割り算(小6)が出来ない中3生、整数の割り算の筆算(小4)が出来ない中1生、カッコのついた計算(小4)が出来ない中2生など…そういった事が珍しく有りません。
その都度勉強して出来るようになってはいきますが、それまでに失われた時間は取り戻せません。
どんどん苦手になっていきます。
小学校の学習内容でつまずいてしまったら、その先はどんどんわからなくなってしまいます。
100%出来なくても平均くらい出来れば…出来ないところが残ってしまったら、それに関連した事は出来ないままになってしまいます。
計算や数の概念に関する単元なら、この先ずーっと出てきます。
どんどん将来の可能性が狭まっていきます。
中学受験はしないから…
県立トップ高に行くわけじゃないから…
でもそのまま放って置いて苦手意識が高まって、自信がどんどんなくなり、自己肯定感が減っていく…自分でこれくらいだから…
それを防ぐ術が学校に無いのなら、皆一緒だから良いのではないなら、他の方法で解決してあげる事をお勧めします
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